校長講話 抄録

 おはようございます。

 救い主イエスキリストの誕生を待ち望む季節、待降節の2週目に入りました。今週2本目のローソクがともされました。このローソクが4本になったらクリスマスが来るのです。待降節アドベントには、「到来」「接近」「出現」などの意味があります。誕生を待ち望む。教育もある意味で、一人一人の誕生を待つ役割かなと思います。「待つことは愛することです」という言葉を読んだことがありますが、一人一人が学習を通して、体験を通して、人との出会いによって、気づくのです。気づいて、あ~そうかと感じ、意識を変える時、また本気になった時、人は自分を意識し、自主的に動き始めるのです。「新しい人」に向かっていくのです。私たちはそれを待つ役割だと言えます。さまざまな学習、行事、体験プログラムを通して、気づくチャンスが与えられます。ウォーカソンもその一つです。学校クリスマスに向けての、取り組みもそうです。待降節の一日一日を大事に活動していきましょう。まず祈ること、アシジのフランシスコの「神よ、わたしをあなたの平和の道具にしてください」と唱えているでしょうか。祈りは元手もいりません。場所もとりません。時間もそれほどかかりません。祈りというと、何か弱々しいことのように感じる人がいるかもしれませんが、そんなことはありません。ただし、祈りの力が発揮されるには、条件があります。必ず実現すると確信を持つこと、そしてしつこく祈り続けることです。毎年入学式で読まれる聖書の箇所マタイの福音書7章7節「求めなさい、そうすれば与えられる。探しなさい、そうすれば見つかる。門をたたきなさい、そうすれば開かれる。」とあります。あきらめないで求め続けること、探し続けること、たたき続けることが大切です。もう一つ今取り組んでいる活動は手作りです。意識してください。手書き、手作りは、まわりの人々に、あたたかい心をとどけます。喜びを与えます。メッセージ・デコレーションの係にあたっているみなさん、心をこめて準備をお願いします。

 最後に祈りで終わりたいと思います。

 神様、クリスマスの季節をむかえた私達が、クリスマスにふさわしいあたたかい心を持てますように力をお与えください。いつも、自分のことばかり考えてしまう私達の心の暗さと冷たさ、狭さと堅さを自覚させてください。私達の心を、あなたの光で照らし暖め、毎日の生活の中で、またクリスマスの活動に取り組むなかで、ひとのことを思い、ひとのために喜んでつくせるように励ましてください。
 そして、馬槽(飼い葉桶)に眠る幼いイエス様を、マリア様のような清く暖かい心で、むかえることができますようにお導きください。主・キリストによって、アーメン。

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