職員室の窓から見える桜の蕾は、昨日の初夏の陽気に誘われて、グッと膨らんできました。2024年度も間もなく終わり、来週からは、2025年度の新たな歩みが始まります。春休みに入ってから、1・2年生は三者面談を実施し、この1年の評価と共に、2年生は進路の方向性と具体的取組みについて、1年生は中だるみの2年生を、どこに目標を置いてどんなチャレンジをするかについて、確認する時間を持ちます。本校では、1年間の中で年3回面談を行います。二者面談の時もあれば、三者面談、または進路指導の担当教員も入って四者面談の時もありますが、少人数だからこそ、たっぷり時間をとって一人ひとりの可能性を引き出し、様々な機会に挑戦ができるように関わりたいと思っています。面談を通して、半年先まで自分の進むべき道が見通せた生徒もいると思います。新年度、いいスタートが切れるようにと願っています。
春休みになると、卒業生が近況報告を兼ねて顔を出しに来てくれます。教えてもらった先生方も多くいるのが私学の良さ。昨日、10年前に卒業した生徒達がそれぞれの場での頑張りを報告してくれました。高校時代は社会に出るための土台作り。学力だけでなく、人としても大きく成長した卒業生の姿に、在校生も憧れの眼差しを向けていました。

