淺田尚道氏来校

 聖堂に掲げられた十字架を製作寄贈いただいた陶芸家の淺田尚道夫妻が、茶道部にと茶碗をもって訪ねて下さった。1か月ほど前、「2003年に搬入してから一度も来ていなかったので。」とお尋ね頂いた際、茶道室の水屋を見て、手作りのものを差し上げたいと申し出ていただいた。茶道部の活動がある時にとのことで、本日の来校となった。

 久美浜の土、久美浜の植物を由来とした釉薬を用いた、実に味わいのあるお茶碗を3つ持参いただいた。

 

 茶道部の生徒たちに茶碗の説明をしていただく。

 久美浜という土地にこだわって土も釉薬も使い、作られたもの。木造建築が年月が経つほどに味わいが出るように、茶碗も手作りのものは使うほどに味わいが出るのだとか。また、2003年、新築移転時にいただいた十字架について、「柳縄手の旧校舎の土、宮津教会の土、そして、久美浜の土を練り込んで作られたもの。つまり、この茶碗はあの十字架と兄弟なんだよ。」と話された。

 

頂いたお茶碗で生徒がお茶をたて、飲んでいただく。

 

生徒の感想

 淺田さんが茶道部のために持ってきてくださったお茶碗からは,力強さと,素朴で自然な美しさとを感じました。淺田さんがおっしゃるには,「自然のものを釉薬に使うと元の色に戻っていく」らしく,クヌギの根の灰を使った茶碗は若葉の緑で,鉄を2%混ぜた茶碗は鉄の錆色で,米のもみ殻を使用した茶碗は,白米の白色でそれぞれ彩られており,非常に印象的でした。小聖堂の十字架と同じ土で作られたお茶碗だそうで,本当にこの暁星高校にぴったりの贈り物をいただけたことに感謝します。

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