ネパール一泊研修

 区切り式の翌日、7/19(土)~20(日)まで、ネパール研修参加者が、学校内でネパールに向けた一泊研修を行いました。この一泊研修ではメンバーが寝食を共にし、協同作業と交流準備を行いました。初日の午前中は、テントを設営し水浴び場を作った後、水道パイプライン敷設の模擬体験として、グラウンドで土木作業を行いました。初めてつるはしを手にし、土を掘り起こしました。猛暑の中の作業は大変でしたが、自分が休むことばかり考えるのではなく、周りを見て、声を掛け合うことの大切さに気付いたようです。

 初日の昼食は、暁星の敷地の竹を使って、流しそうめんを頂きました。土木作業後のみんなで食べる流しそうめんは、疲れた体を癒し、お腹も気持ちも満たされて、次への活力になりました。午後は現地の子供達との交流に向けて、ダンスと歌の練習、そして夕食作りを行いました。7/11(金)~18(金)まで、放課後を使って自主活動をしてきたこともあり、細かい所を詰めていく中でだんだん形になってきました。座学では見られない生徒の生き生きした姿を見る機会にもなりました。この日の夕食は、様々なスパイスを用いたネパールカレーとサラダ。ご飯も飯盒(はんごう)で焚き、食材も自分たちで調理しました。暑くて汗だくだくでしたが、自分たちで作り、外で食べるカレーは最高でした。夕食後は、再び交流準備を行い、ダンスも歌もなんとか完成!見ている私達教員もワクワクするので、きっと現地でも喜んでもらえると思います。 交流準備が終わると、やっと一日の疲れと汗を流すため、設置した水浴び場でシャワータイム。現地は水が貴重なので、一人3分のシャワーを実体験。そして男子は各テントで、女子は多目的室で寝ました。夜はまだ暑かったですが、朝方は気温も下がり、ぐっすり寝れたようです。翌日は6時に起床し、学校前の海岸を散歩も兼ねて海岸清掃を行い、朝食後、後片付けをした後、最後の振り返りを全員で行い終了しました。夏期講習期間には、この研修で気付いたことを元に、チームとして又個人として大切にしたいことを、話し合っていく予定です。現在現地に持っていく物資(ノート、鉛筆、消しゴム、遊び道具)を募集中です。

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