校長講話 抄録

  おはようございます。

  夏休みが終わりましたが、みんなにとってどんな夏休みだったでしょうか?毎日のように講習や課題確認や自主学習などで登校している多くの生徒の姿を目にしながら、みんなはどんな気持ちで登校しているのだろうと思いました。もしも「登校したくない」「いやだ」「やりたくない」「早く帰りたい」などの気持ちを持ちながら時間を過ごしていたとすれば、力にはならないでしょう。学習の時間に自分の心を向けて集中すれば、力になっていくと思います。振り返り、今日からの生活を大切にしていきましょう。

  今年もさまざま、福祉の体験やボランティア・実習・東北ボランティア・ニュージーランド研修などのプログラムに、延べ100名近くの生徒が参加しました。参加することに大きな意味があります。しかし、ただ体験して「よかった」「ためになった」「楽しかった」だけではダメです。「具体的にどんな気付きがあったのか」「自分自身の何がよかったか」「自分に何が不足していたのか」具体的にしっかり振り返ってみてください。具体的にすればするほど次につながっていくのです。クラブで登校した生徒、アルバイトをした生徒もいたでしょう。どんな力がついたでしょうか?どんな気付きがあったでしょうか?

  今年も2回のオープンスクールを実施する際、生徒会の役員の人たちは前日の掃除、当日のスタッフとして協力してくださり、ありがとうございました。また、今年は環境を美しく保つためにと先生方が毎日夕方遅くまでグラウンドを中心に除草作業をしてくださいました。これは当たり前のことではないのです。感謝です。その際、生徒の姿も見かけました。ありがとうございました。誰かのために自分の時間と労力とおもいを差し出すことを大切にしていきましょう。

  私は夏休みといっても頭の中は忙しかったのですが、静かにすごす時間を持つことができました。今年も東北ボランティアに参加、一人勝手に5:00に起床し、散歩し、ミサにもあずかり、日中活動し、振り返りのミーティングに参加し、10:00には寝ていました。新しい人たちとの出会いや再会があったりして、貴重な時間となりました。

  さて、今日から学校、2期制、来週は期末考査。時間を大切に学習に向かいましょう。

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