校長講話 抄録

  おはようございます。

  連休はどのように過ごしたのでしょうか。私は2日にはウォーカソンで毎年36km歩き、昨年は翌日から福島県を訪問したのですが、今年は前半しか歩けず、3日の親戚の結婚式に出席するため、東京に行ってきました。普段階段を登り降りしないので、駅での階段の登り降りにはウォーカソンの後ですから疲れました。2日間ホテルや外での外食でしたが、やはり自宅での手作りの食事の方がいいなという感想。5日には自宅に来客があり、何か落ち着かない連休になってしまいました。行き帰りの新幹線の中で、次の講堂朝礼で何を話そうか考えていました。今回は行きが夜、帰りは雨のため、富士山を見ることができなかったのですが、私の趣味の1つに夏山登山があります。3,000m級の山に登り、高山植物の写真を撮るのです。20年ほど前までは夏休みを利用して毎年のように出かけていたことを思い出していました。なぜか富士山には登りたいとは思わなかったのですが、人から誘われたこともあり、1度くらい登ってもいいかなと思い登りました。午後、5合目から登り始めたのですが、登りながら、これが富士山か?石がゴロゴロ、緑もなく、山全体の姿が見えない。登りきった達成感はありましたが、やはり富士山は遠く離れた場所から見るのが一番。形のいい美しい山。見る山だと思います。

  さて、自分自身はどういう人間なんだろうか?自分に一番近いのは、それは自分です。あまり近すぎてわからない、それは自分です。一番近くにいるので、一番わかるようで、一番わからない、それは自分です。自分を少しはなれたところから見つめてみてはどうでしょうか?

    ○自分の良い所を知る。

    ○自分の弱さを知る。

    ○自分の奥深い所にある望みを知る。

    ○自分の体と心の状態を知る。

  あなたのいいところはどこですかと質問すると、ないと答える人がいます。ないということは絶対ありません。気が付いていないだけです。みんなあるのです。たとえば好きなものをとりあげてみましょう。人・花・動物・何でも好きなものをとりあげてみましょう。そして、それがなぜ好きなのか?その素晴らしさを書いてみましょう。それはあなたが持っているあなたの良さ、すばらしさだと思います。なぜならあなたの中からあふれてきたものだからです。

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