校長講話 抄録

  おはようございます。

  中間テストが終わり、今日から皆さんの答案が返されてくるわけですが、答案や模擬試験の結果、通知表を受け取る機会をどのように捉えているでしょうか。ただ点数だけを見て一喜一憂しているのでは足りないと思います。

  人は誰でも、他人一人ひとりに対してそれぞれイメージを持っているように、自分自身に対しても、イメージを持っています。これを「自己概念」と言います。自分はこの点では他人より優れている。この点では劣っている。この点は自分の特徴であるなど、自分で自分を分析し、評価しています。そして、多くの場合、皆さんの時代ではその特徴として自己概念は厳しくなり、悲観的な自己概念を持ちがちです。それは理想を追求することが青年期共通の傾向だからでしょう。その結果「どうせ俺は~しても駄目だ」「自分には才能がない」等と自分をいじめることになるのです。スランプに陥るときなどがそれでしょう。

  自己概念は、常に正しいとは限りません。ときには誤った自己概念を持ちがちです。そんな時、大切なのは第3者の目です。客観的な評価が必要になります。たとえば自分をよく知ってくれている先生の助言と励ましが必要になってくるのです。みんなが受けるテストはこのような目的を持っているのではないでしょうか?このテストを基に、自分の学習姿勢をチェックし、本来のあるべき姿へと軌道修正していくための材料なのです。みんなが進んでいきたい将来の夢実現に向かって正しく歩いているかどうか振り返ってみましょう。

  話は変わりますが、今度の日曜日はウォーカソンです。暁星女子高校時代、1999年東ティモールにトラックを一台贈るために始まったウォーカソンです。2000年には識字教育に取り組んでいる東ティモールの女子大生のプロジェクトに贈りました。そして2年間は学校の移転などでとぎれましたが、2003年に復活し、現在まで続いています。継続することによって社会的な活動の一つとして定着したなと思います。私もこの時期、スポンサー依頼のために手紙を書きます。毎年できるだけ違う人に。何人協力いただけるか分かりませんが、そして出張の際には趣意書を持ち歩いています。自分の時間・労力・心を使って、この一週間、一人でも多くの人に伝え続けましょう。そして、協力して下さった方へ、感謝の言葉を忘れないようにしましょう。

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