JAFS 坂口さんによる講演会

 後期第一次中間考査最終日の午後、JAFS(アジア協会アジア友の会)の坂口優さんによる講演会がありました。

 「知識と経験」をテーマに、11月23日のウォーカソンの支援先の一つであるネパールの現実について、お話を頂きました。国と地域が違えば水の状況は異なり、水道から水が出る当たり前が当たり前でない現実があり、外務省の支援を得て、水道システムを作り、そこから各家庭に水を届けるパイプラインの建設に、ウォーカソンの募金が使われていること。そのおかげで、子供のたちの手洗いやうがいが可能になり、水汲みに使っていた時間を子供達は勉強に、親は副収入の時間に使うことが可能になったことを知りました。「水」から色んなことが解決するきっかけになり、生活状況が少しずつ改善し向上しているそうです。国際協力は一見ハードルが高いように思えますが、些細なことから世界の一歩に繋がると教えて下さり、ウォーカソンのスポンサー集めを頑張ろうと思いました。

 講演後の質疑応答の時間は、各学年から次々と質問が出て、坂口さんの大学時代のアフリカ ガーナでの体験を含め、多くの学びを得る時間となりました。日本は良くも悪くも丁寧過ぎること。途上国の奥に行けば行くほど、昔は日本にもあったが忘れられている、人との繋がりを大切にしていること、学んだ方がいいことがたくさんあるとおっしゃったことが印象的でした。

PAGE TOP