広島修学旅行のご報告

 3年生 広島修学旅行に行ってきました!

 昨年まん延防止のため行けなかった修学旅行ですが、6月5日(日)から一泊二日無事行くことができました。

 被ばくされたお二人の方から魂込めて被爆体験、核の恐ろしさ、そして平和を生み出すために大切なことを話していただきました。見るもの、聞くもの全てが心響くもで、平和とは何かじっくり考える機会になりました。

 生憎のお天気でしたが、教室では学べない実りある時間になりました。

 

 

生徒の感想①

 広島修学旅行に行く前に事前学習をしてきた。しかし学習してきたことは、本当に表面上だけで、知った気分になっていただけなんだと強く感じた。放射線が引き起こす障害に悲しい気持ちになった。
 原爆は命を奪うだけでなく、人の未来・夢までも奪ってしまうものだと改めて思った。今回平和学習の基盤である「平和の最大の武器は学習」はまさにその通りだと思う。今、世界各地で沢山の戦争が起きている。お互いが相手のことをよく知り、受け入れあうことが平和の近道であり、第一歩だと思う。飯田さんが言われた通り「お互いの違いを受け入れたコミュニケーション」を取ることが大切だと強く感じた。僕たちができることは自己中心的な人間にならないこと。みんながそれを目標とすれば、平和は実現可能かもしれない。

 

生徒の感想②

 広島に行き、これまでの戦争に対する思いが変わりました。それは原爆のことです。実際に原爆ドームや平和記念資料館を見て、被ばくされた方々のお話を聞き、碑巡りをしたこと全てが私にとって貴重で学びのある時間でした。そして、自分でも整理しきれないほどの色々な思いを感じた時間でした。ひどい、むごい。怖い、どうして・・・。平和記念資料館では足がうまく前に出せず、碑巡りでは一つ一つの残されたものに一礼をしました。自分はただ、戦争や原爆の事実を知っているだけで、本当の苦しみや恐ろしさを知らなかったのだと強く感じました。被ばくされた方から「まずは知ることが大切です」とおっしゃっていたことが非常に心に残りました。修学旅行で知ったことは胸が締め付けられるものばかりですが、絶対に忘れてはいけない歴史であり、今度は私たちがこのことを繰り返さないために伝えていく番になっていかなければならないと思いました。

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