前期終業式 講話 抄録

 月曜日の講堂朝礼では、相田みつをの”切り捨てる”という詩を読みました。自分自身の成長のために、無駄な・邪魔な枝葉を切り落とす。それは自分にとって何にあたるのか?考えてみましょう、と問いかけました。
 何事においても、慌てても一時に急に完成させることはできません。毎日毎日の積み重ねが必要です、という話をしました。
 5日間の授業において、何か意識の変化はあったでしょうか?家庭学習で何かが変わったでしょうか?何か検定試験の申し込みをしたでしょうか?動かなければ変化は生まれません。

 

聖パウロのコリントの使徒への第一の手紙 9章24節 からの言葉

「あなた方は知らないのですか。競技場で走るものは皆走るけれども、賞を受けるのは一人だけです。あなた方も賞を得るように走りなさい。競技をする人は皆、すべてに節制します。」
 これは、もともと信仰をもっている者がその信仰をしっかり生き抜き、イエス・キリストの祝福を人々に伝えていこうとするなら、このような心構えで生活しなければならないということを考えているのです。
 リオオリンピックで、金・銀・銅を目指して選手たちがどれほど努力し、節制してきたか、どれほど過酷な練習を積み重ねてきたか、皆さんは知っているでしょう。

「私は目指す目標の無いような走り方をしていないし、空を打つような拳闘もしていません。むしろ、自分の体を打ち叩いて、服従させます。」とも聖パウロは言っています。
 目標を目指してひたすら走っているというのです。

 さて、皆さんはしっかり目標を目指して走っているのでしょうか。はっきりした目標を持っているでしょうか。勉強、さらに自分の人格を磨くことに精一杯努力しているでしょうか。

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