性教育講演会が行われました。

 7月5日(火)に賢明学院中学校・高等学校校長の大原正義先生をお招きして,性教育講話を頂きました。まず,3・4時間目に3年生が,そして5・6時間目に2年生がお世話になり,それぞれの学年に合わせたお話をしていただきました。

<生徒の感想(一部抜粋)>

 今日の大原正義先生のお話を聞いて,あまり深く考えないようなことを考えることができました。心に残っていることはたくさんあります。まず,「待つ」ということには深い意味があるということです。私はじっとしていることが苦手ですが,先生がおっしゃっていた「欲しい物がすぐもらえる環境」で育った訳ではありません。ですので,何でも与えられる環境を作らず,厳しめに育ててくれた母に感謝したいです。2つ目は,恋に恋するという話です。恋の偶像化によって,相手に恋してるのではなく,恋している自分に恋しているというのは,聞いたことがなかったので,衝撃的でした。また,恋は求めるものとおっしゃていましたが,求めすぎた結果あんな悲しいことになってしまうのかと思いました。3つ目は,神様は理由なしに愛してくださっているということです。「恋」ではなく「愛」だから,神様はたくさんのことを与えてくださっているのだということが改めて分かりました。生きていく中で,神様が与えてくださったことに,どれだけ気づいて動けているかは分かりませんが,人を選ばず,一人ひとりを愛してくださっているということに心を留めておくだけでも,違ってくるのだと思いました。また,カトリック学校は人生の勝ち組を育てているのではない,ということをおっしゃっていたことも心に残っています。私の中で勝ち組とは,良い大学を出て,良い会社へ行き,将来不自由のない程のお金を持っていて,一般企業で働いている方達を下に見ている人のことを指します。もちろん努力の結果ということもあると思いますが,それを鼻にかけ,人を見下すというのは,自分の努力を無駄な物にしているのと一緒じゃないのかなと思います。暁星高校も,努力の面では他校に負けないくらい厳しく言われますが,それと同時に社会に出て行ったときに,人として持っておくべき常識や,人を思いやる心も育ててくれているのだろうなと,大原先生のお話を聞いたことで実感することができました。今日の性教育は「恋愛」「異性」また「宗教」について話してくださったので,2時間が本当にあっという間に過ぎていきました。また機会があれば,お話をお聞きしたいです。(2年女子)

 性については「自分はまだ関係ないことだし」と思って日常生活で深く考えることはありませんでした。また,今まで性とは恥ずかしいものだと思っていたので,快楽,一致,生命誕生という3つの意味を備えた性は,実は素晴らしいものだということに衝撃を受けました。そして,命のバトンのお話をされて,そこで私が今存在していることの奇跡に感動しました。“歴史上偉大な人が限られた人数いる中で,そうでない人は多く存在していて,果たしてその人たちは無意味なのか,いやそうではない。なぜなら,もしその人がいなければ,もし,その人が違う選択をしていたら,今私たちはここに存在していないから。”これらの言葉が私の中で,とても印象的でした。自死する人や自殺願望のある人たちにこの言葉を聞かせてあげたいと思いました。少なからず,この言葉を聞いたら,自分の存在へのありがたみや感動の気持ちが芽生えると思います。紅白ゲーム合戦では,私ははじめ説明を読んで,赤を出し続けようと思いました。やっているうちに,2人が白を出せば…ということに気づいて白を出し始めましたが,相手と100%揃うことはないと分かった瞬間,白をずっと出すのは止めました。最後にこのゲームの本当の意味を知り,まさに人間社会を描いているのだと納得しました。私はゲームならまだしも,現実社会で白を出し続けることができるか,と聞かれても正直「はい」と言い切れるかは分かりません。何の保証もなく,自分が裏切られるかもしれない,犠牲になるかもしれないというのを覚悟して白のカードを出し続けるというのは本当に怖いことです。しかし,自分のことだけを考えて,周りの人のことを全く考えない人たちで溢れた社会を想像したらもっと怖いと思いました。(3年女子)

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