【授業参観】
授業参観ではたくさんの保護者の方にお越しいただきありがとうございました。
【PTA総会】
PTA総会では旧会長の挨拶と新会長・役員の紹介と挨拶が行われました。
昨年度お世話になった会長をはじめ役員の方々本当にありがとうございました。
新体制でスタートしますが、今年1年よろしくお願いします。
【公開講演】
「親が変われば子どもは変わる」 阿南孝也氏 (心のともしび代表 元洛星中学高等学校校長)
―講演内容―
giftには「贈り物」に加えて「才能」という意味があり、教育(educate)には一人一人の子どもたちが神様から頂いた才能を「外に引き出す」役割がある。カトリック学校の使命は、神がお創りになったすべての「命」がかけがえのないものだと伝えることにある。また、「子どもは親の言うようにはならず、する通りになる」というシスター渡辺の言葉と共に、聖書の、中風の男を救おうとする4人の信仰ある男たちの話から見えるのは、周囲の人々が子どもを救おうとする姿勢。必死な姿勢に神の力が加わり「時が来れば」子どもが変わる。加えて大人は想像し、期待して「待つ」関わりを大切にすべきである。子どもは神様からの預かりもの。個性を変えようとするのではなく「包む」イメージ。育つのは子どもで育ててくれるのは神様。親ができるのは「待ち」「包む」こと。「愛する」≒「大切にする」嫌いな人を愛するのは難しいが、子どもに幸せな人生を歩んでほしいならば、親がまず「愛する」ことを大切にしなければならない。(上座部仏教僧侶の「嫌いな人のため」の祈りを唱和)真珠は貝の中に異物が加わる痛みがあって真珠の成分が分泌され、周りを包み美しい真珠ができる。人に置き換えれば、幸せとは痛みのない人生ではなく、避けられない痛み苦しみは美しい真珠のもとになる。痛みは不幸ではないと親が生き方で示す努力が大事。最後に「幸せ」の字に「十字架」と「辛」の字を掛け合わせると「幸せ」になると、写真と共に紹介してくださいました。
保護者の感想
「待つことの大切さ」を改めて教えられたように思います。私ができなかったこと、苦手なこと、最近ようやく気付いたことですが、子どもたちとの付き合いはまだ続きます。今からでも間に合うと考え、自分の行動を見直したいと思います。