後期始業式が行われました。

2期制である本校では7日から後期が始まりました。

~ 校長講話 ~

おはようございます。久しぶりの掃除ご苦労様でした。
15日間の休み、合計360時間、毎日8時間の睡眠時間をひいても240時間をみなさんはどのように使ったでしょうか? 授業、クラブ、進路に向けての取り組み、自学自習などで登校した生徒がいました。結果はどうだったでしょうか?9月30日には1日グラウンドの除草作業のボランティアをしてくれた生徒たちがいました。ありがとうございました。また福祉の実習やボランティアに参加した生徒たちもいました。またフィリピンワークキャンプに参加した生徒たちはどんなことを感じたのか報告を楽しみに待ちたいと思います。
私は、出張などの仕事は別にして、この秋休みを利用してしようと思っていたことの3分の2くらいは出来たかなと思っています。残りはなかなか考えがまとまらなくて出来なかったこと、苦手なことが残ってしまいました。これからしなければなりません。そんな秋休み中私は、後期本校に来ていただこうと思っている2人の神父様に直接出会ってお願いしてきました。詳しくは別の機会に話したいと思いますが、一人は神戸から。一人は東京から来ていただきます。東京で神父様とお出会いした後、サレジオ会の神学院に泊めていただきました。神学院には、神父様方、神学生、志願者30名くらいで共同生活をされています。昨年の学校クリスマスに来ていただいた濱口神父様に出会って話しすること。もう一つの目的はチマティー神父の資料館を見学する事でした。1927年丹後大震災の翌年、このチマティー神父は舞鶴、宮津、加悦で復興支援コンサートを開いてくださり、1937年には暁星の最初の校歌を作ってくださった、暁星とつながりのある神父様です。
本人が書かなかった自叙伝を図書室にいただきましたので、機会を作って読んでみてください。私は今回神学院の生活時間帯に合わせて動きました。7時からのみんなとおしゃべりしながら夕食、8時から寝るまでは個室で、朝は5時30分起床、6時から黙そう、6時半から1時間ほどのミサと朝の祈り、そして朝食。その後それぞれの活動と続くのです。テレビや色々なものに囲まれない生活。静かに自分と向き合うことができます。本もたくさん読めます。こんな生活が1週間くらいできたらなと思いながら帰ってきました。
さて、後期6カ月の始まりです。私たちは毎日学習環境を守るために掃除をします。自宅でも誘惑物を取り除いて、整理整頓して学習する場を作りましょう。毎日の地道な学習を積み上げていきましょう。夢を現実にするために、また後期は行事の多い学期です。色んな人、事柄と出会い、気づき、考えるでしょう。それを自分の中でつなぎ、自分の言葉や動きで出してほしい。そのために、目も耳も心もオープンでありたい。パソコンなどの画面から目を離し、ヘッドホンから耳を解放し、わがままから心を自由に開くことを考えましょう。
 

PAGE TOP