1年生の総合学習は,生徒たちが希望した講座ごとで行われてきましたが,今日からは学年全体でのホームルームです。その第一弾として「百人一首大会」をしました。
畳を敷き詰めた体育館で,和の作法を簡単に学ぶところからスタート!美しい正座の姿勢がお辞儀の土台になるとのことで,全員揃って正座をしたのち,真・行・草のお辞儀を学び,いざ実践!
「百人一首は礼に始まり,礼に終わる」ということで,グループメンバーにお互い礼,読み手に礼,札を配って礼と実際の競技用百人一首の形を参考にして実践してみました。最初は戸惑う様子も見られましたが,何回か練習して慣れたのち,いざ本番!BGMはおなじみの「春の海」を流しながら,本格的な雰囲気を味わいました。
全ては礼に始まり,礼に終わります メンバーに礼!
最初はおそるおそるのスタートで,札を取る際も遠慮がちに手を伸ばしていましたが,慣れてくると素早く取れるようになり,終盤には一枚の札を争う白熱した大会になりました。
ようやく札を取れた人に対して自然と拍手が起きる和やかな雰囲気で,あっという間に2時間を過ごしました。生徒の半数が百人一首未経験の今の時代に,古くから伝わる和の作法と遊びに触れる良い機会になりました。