第1次東北支援ボランティア活動報告〜ホヤチーム活動詳細〜

砂小浜ホヤチーム活動詳細

 大船渡市にある砂子浜という小さな集落は、漁業が盛んな集落です。震災後、大規模なカキの養殖には行政の補助があるのですが、規模の小さいホヤ養殖には補助がないと聞き、2年前から繫がりをもって支援を続けています。

 成長するために3~4年かかるホヤは、4年前の津波によって、成長過程のものも流されてしまい、収入になるまでの生活はとても厳しい状況です。これまで暁星高校は、ホヤ養殖漁業をしているご家族に向け、ウォーカソンの寄付金から、ホヤ養殖用のロープを購入させて頂き、支援を続けてきました。今回は、養殖に使う太いロープを三つ編みにする作業を中心にお手伝いさせていただきました。成長に3~4年かかるホヤの水揚げも、もうすぐだとお聞きし、決して短期間では実らない養殖漁業の大変さ、4年前の津波の影響の大きさを感じながら、作業に取り組みました。

 
ロープの端に輪を作る作業。一見簡単そうに見えましたが、なかなか合格できません。

 
ホヤの卵を植え付けるため、ロープを三つ編みにする。


作業を終えて集合写真を撮りました。大変お世話になりました!

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