校長講話がスタートしました

 毎週月曜の朝礼は校長先生から、その時その時の生徒達の様子や行事に向けてメッセージをいただきます。

 2・3年生は1年次から「聴く力」「書く力」をつけることを目標にメモを取り、その上で感じたこと考えたことを書いて校長先生に読んでもらっています。

 昨年は30以上のメッセージを受け取りました。

 今年度1回目の講話の一部をご紹介します。

 朝の心は白紙のようなもので、新しい1日を始めるにあたって、何を聞き、何を感じるかは、その日その日の在り方を決定するものです。毎朝良い考えを与えられることの幸福な人生は最高そのものです。私は皆さんの心に響くようなことを届けたいと思っていますが、響き方はしばしば皆さんの姿勢にもかかっていますので、協力してください。

 さて、今日から全員揃って学校生活が始まりました。(詩を紹介)何事も最初の一歩が大事です。歩幅に多少の差があるけど、一回に出せる足は誰も同じ一歩であり、この小さな一歩が富士山やヒマラヤに続いていきます。ぼんやり過ごす一日、言い訳で過ごす一日、その連続で1日終わることもあります。どんなに小さくでも具体的一歩が大切です。

 また、私たちは時々過ぎ去ってしまった事にこだわり、落ち込んでみたり、また反対に未来の幻影に怯えてとり越し苦労をすることがあります。どんなにくよくよ悩んでも、終わったことを元に戻すことはできないし、また起こりもしないことにイライラと思い悩んでも仕方がないことです。そんな妄想と決別して、今ここに打ち込むこと、今この瞬間こそ、皆さんを作り上げる貴重なひと時であることをしっかり心に刻んで、学校生活をスタートしましょう。

徒の感想』
 私は今まで1日の始まりである朝について深く考えたことはありませんでしたが、その日の朝に何を聞き、その話から何を吸収するかによってその日の1日、またはこれからの毎日を変えていくことに繋がると気付きました。毎週月曜の朝、このようなありがたい話を聞ける環境に感謝しなければならないと感じました。

 小さな一歩のお話を聞いて、ぼんやりと言い訳しながら過ごす毎日よりかは、どんなに小さい歩幅であったとしても自分の成長に繋がる具体的な一歩を踏み出すことを意識して日々の学校生活を歩んでいこうと感じました。

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