2年生は、3月の沖縄修学旅行に向けて、後期に入ると沖縄の調べ学習を開始します。今年度も滋賀県から鳥井新平牧師をお迎えし、一日がかりで沖縄事前学習の導入を行っていただきました。床の間に飾る三線文化や首里城焼失、詩人山之口貘さんの歌をはじめとする沖縄エピソードを皮切りにして、物事を多角的に見る面白さや、沖縄と本土を比較して見えてくること、人の意見を聞き、自分の思いを言葉にすることの大切さなどを分かり易く、かみ砕いて生徒たちに伝えてくださいました。後半は、沖縄を代表する芸術家や詩人、絵本作家や文化について各班にわかれて調べ、最後はクイズ大会を行いました。生徒達は各々に趣向の凝らしたクイズを作っており、前に出て学年の皆に出題し答え合いました。クイズごとに牧師様がして下さった解説にも新しい発見がいっぱいで、少しずつ理解が深まりました。
また取材に来られた毎日新聞の塩田さんからも修学旅行に向けてここまで学べる環境があることが羨ましいことや、沖縄に行って人と会い、人の目を見て、息遣いを感じて、多くのことを吸収してほしいと伝えて下さいました。生徒たちは塩田さんの「心の動くままに」実際に動いてみるという言葉に刺激をもらったようです。沢山の気付きを頂いた時間に感謝します。