「音を聴く」2年HRギタリスト山崎昭典氏演奏会開催

 6月5日(金)の2年生のHRにて芸術鑑賞を行いました。宗教科の玉手幸子先生からの紹介で,京丹後市在住のプロギタリストの山崎昭典さんをお招きして,1時間の演奏会を開いていただきました。山崎さんは神戸市出身ですが,14年前に丹後の自然に惹かれてこちらに引っ越され,「音を聴く」ことを大切にし活動を続けてらっしゃっています。
 この日の演奏会は自然の音をテーマにしたラインナップで,その優しい音色は私達の心に強く響くものでした。中間考査や日々の学習,進路決定など忙しい日々を過ごしていた2年生にとって,心を落ち着かせて本物に触れることができたことは,本当に貴重な経験であったと思います。

 また,今回の演奏会に宮津教会からお二人の神父様がゲストとして来られました。

【写真左:右は野田神父様,左はホセ神父様】
【写真右:宗教科 玉手幸子先生】

<生徒の感想>
 今回の演奏を聴いて生はやっぱり違うなと思いました。TVやCDで聴くより迫力があります。クラシックギターの技法は,押尾コータローさんやギターを叩くなどの技法はMIYAVIさんの技法で知っていましたが,種類によって音は異なるし,どこを押せば鳴るのか,左手の動きなどを見ていて本当にすごいなと思いました。自分も趣味でギターを少し触っていますが,とてもじゃないけど難しいなと思いました。目を閉じて弾いてらっしゃっていたのも,全ての場所を覚えているんだなと思って,本当に尊敬しました。フラメンコやジャズ,タンゴなどでよく聞く音色や節がありました。初めてギターソロを聴きましたが,伴奏用としての活躍が多いギターでは自分のコードしか弾かないけれど,6弦と1弦を使いこなしてリード音とコードでギター1本だけじゃない感覚でした。弦を弾く音も,押す場所が少し違うだけでずれてしまいます。それを正確にできるというのはすごいなと思いましたし,自分もしてみたいなと思いました。「海のエチュード」では波の静けさ,荒れているときの音など分かれているのが分かりました。人の声でもなくギター独特の音にびっくりしたし,ピアノでは出せない音階・音,なめらかな音の運びは気持ちが和むなと思いました。いつかセッションピアノとギターはよく聞く組合せなので,してみたいなと思いました。また聴く機会があれば是非聞きたいし,生演奏というのは違ったものがあるなと思いました。エレキギターとは違いギターにアンプの差込口がなく,聴かせる音楽としてある木のギターは,木の温もりがあって優しい音色だなと思いました。

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