文化祭 開催
〈テーマ〉 VOICE
テーマの趣旨は「世の中は、実にたくさんの声であふれています。誰かのSOS、誰かへの感謝、誰かの苦しみや誰かの喜びなど、私たちがその声を拾い、耳を傾け、感じたことをみんなで共有する文化祭にしたい。」です。
若干の雨模様の中でしたが、ご家族、卒業生をはじめ、縁を頂いた方々、沢山の来場を頂くことができました。ご協力ありがとうございました。
午前 ステージ発表
午後 クラブ クラス展示
PTA模擬店 同窓会ホームカミングディ マ・ルートさんキッチンカーほか
〈生徒の感想〉
今年の文化祭は、殻を破ってクラスの出し物は劇をしようというところから始まりました。僕自身、大勢の人の前でうまく話せなかったトラウマもあって、舞台には出たくないと思っていましたが流れで出ることになってしまいました。とりあえず早く覚えなければという思いと、声が出るかの不安でいっぱいでしたが、台本を見て仮に通してみると、楽しくて仕方ありませんでした。もとより台本の流れが良かったのもありますが、それをみんなでさらに面白くしていった感じでした。1年、2年の時はひたすら作業をしていた印象ですが、今年の劇はそれぞれが自分の得意なことで力を差し出せていたと思います。(中略)しかし、昨年先輩を見ていてしっかりと大きな声を出していたというのを思いだして、やはり声量が心配になりました。(中略)どの学年どのクラスも様々な方法で伝えたいことを表現していましたが、一番伝わりやすいのは「VOICE」であると思いました。
そして、劇中で「自己犠牲なしの正義なんてありえない。」と言いましたが、それも実感しました。具体的には文化祭前の草抜きと後のゴミの処理です。どちらも真剣にすると汚れるし、手が痛くなりましたが、その分きれいになっているのを見て、まさに人のための自己犠牲だなと感じました。しかし、今からは勉強に迎えるよう、自分に厳しくしていきたいです。 3年男子
今年の文化祭の動きは、生徒会、茶道部、3年1組としての舞台発表の3つでした。まず、みんなでやりきることができた舞台発表では、私たちの思いを「声」にして練習の時から取り組めていたように思います。3年生になって、今まで以上に勉強に向かわなければならないと強く思う反面、残りわずかな最後の文化祭をみんなで楽しみたいとも思っていました。最初は男女で意見が半分に分かれていて、実行委員の一員として、私にできることは何があるのかと考える日もありました。自分自身の力を上手く発揮できるのは、台本を書くこととナレーターだと思い、手を挙げました。もう一つはチャレンジでしたが、「やってみたい」という思いがあり、台本作りを選びました。数日間しかない中での作業でしたが、今思えばスリルがあって楽しかったように思います。劇では、自主性が高かったように思います。やったことのないものに挑戦した人も多く、より達成感を感じた理由はここにあったのかもしれないと思います。当日は誰一人として欠けることなく、楽しみながら「声」を届けられたことに感謝しています。
また、茶道部としての立礼では、少し手順を間違えてしまいました。3年間の文化祭の中でも一番楽しく、大変でもあり、心に残るものとなりました。 3年女子