第2次東北支援ボランティア活動報告
夏休みに引き続き8/21(月)~8/24(木)の間、東北支援ボランティアに行ってきました。今回も、NPOカリタス釜石でお世話になり、生徒7名、保護者1名、教員2名の計10名での活動となりました。
8/21(月) 出発当日
本校を12時30分に出発。大型連休ということもあり、若干の混雑はありましたが、釜石までの1000km、17時間の道のりを保護者杉本さんの力強いご協力をいただき、無事に到着することができました。杉本さんに心より感謝です。
途中に寄った岩手県の陸前高田。8/22(火)午前3時半頃の到着で夜も明けておらず、陸前高田の全貌を見ることはできませんでしたが、生徒たちは震災・津波の傷跡、地盤のかさ上げ工事の現状を目の当たりにしました。
9/22(火) 「花壇の草取りボランティア」と「森と絵本フェスティバル」
午前6時に釜石ベースに到着。スタッフの方と打ち合わせを済ませ、すぐに2班5名ずつに分かれ、それぞれ現地へ出発しました。
「花壇の草取りボランティア」
「花壇の草取りボランティア」については、片岸町で行われ、住民の方々と協力して国道沿いの花壇の草取りをさせていただきました。震災前は、この国道沿いの花壇に、いっぱいの菜の花が咲いており、車から見る景色はとても綺麗だったようです。自分たちの手で再び花壇を花いっぱいにして、少しでも町を盛り上げたいという住民の方々の思いは強く、一緒に活動をさせていただけことに深く感謝です。
「森と絵本フェスティバル」
「森と絵本フェスティバル」については、栗林町で開催され、スタッフの方々とともに、イベントの準備や片付け、絵本の読み聞かせやアンケート、バルーンアートなど各コーナーのお手伝いをさせていただきました。午後は花壇の草取り班もフェスティバルに参加し、自然の中、爽やかな風を感じながら、のんびりとした時間となりました。
アスレチックで子ども達と一緒に遊び、
楽しいひと時を過ごしました。
バルーンアートは子ども達に大人気!
みんなとても喜んでくれました。
絵本の読み聞かせ。子ども達は時間を忘れ、
大好きな絵本に聞き入っていました。
蜜蝋キャンドルワーク。
初めての体験で戸惑いながらも一生懸命に手伝いました!
9/23(水)
花壇の草取りボランティア・ふぃりあ・お茶っこサロン・住民主体サロン
「花壇の草取りボランティア」班。午前中は昨日に引き続き、片岸町にある国道沿いの花壇の草取りを行いました。2日間、天候にも恵まれ絶好の草取り日和でした。日差しの強い時間帯もありましたが、住民の方々と最後まで元気よく活動することができました。休憩中には、今後の釜石についてじっくりとお話をしていただきました。
午後は上中島復興住宅で開催されている「切り絵教室」のお手伝いをさせていただくつもりでしたが、先生のもとで住民の方々と一緒に、切り絵を体験させていただきました。
「ふぃりあ」班は、地域の方々とお話や手芸、卓球や将棋などを楽しみながら、ゆったりとしたひと時を過ごしました。「お茶っこサロン」班は、鵜住居町の仮設住宅に伺い、貴重なお話をたくさん聞かせていただきました。「住民主体サロン」班は、箱崎白浜地区の住民の方々とお話をしたり、歌や踊りをしたりなど、とても賑やかな時間となりました。
活動を終え、午後6時半に宮津へ向け出発。翌日午前10時、本校に無事到着しました。釜石ベースの皆様をはじめ、ご協力ご支援をいただいた全ての方々に心より感謝いたします。