校長講話 抄録

  おはようございます。

一日一日を大切にていねいに

一人一人を大切にていねいに

一言一言を大切にていねいに
 

  この言葉は難病で46才で亡くなられた方の言葉です。彼女は若い時は活発なタイプで、何でも一生懸命取り組む人でした。結婚し、2人の子どもにも恵まれますが、32才の時に難病とされる多発性硬化症にかかりました。やがて歩けない体になり、目も見えなくなります。2人の子どもが成長しても、彼らが幼稚園の時の顔しか覚えていませんでした。症状が進行すると、彼女は人工呼吸器を使うようになります。このような体の状態でしたが、彼女は家族や友人、ボランティアの人たちに囲まれて、毎日を喜びと感謝の内に生きた方でした。

  なぜこの方を話題にしたかというと、ウォーカソンを一緒に歩いた校長先生の奥様で、思い出していました。彼女は、自分が限られた状況の中にあるので、一日一日の大切さ、一人一人の大切さ、一つ一つの言葉の大切さを実感していたのだと思います。

  私たちも、与えられた今日一日を大切にし、ていねいに人と関わっていきたいものです。

  さて、今年のクリスマステーマ『Wake Up(目覚めよ)』。目覚めるということは、その前に眠りがあったということですが、皆さんはどんな眠りを持っているのでしょうか?

  先ず、夜疲れて眠り、気分よく朝に目覚めるという生理上の眠りがあります。健康のためによく眠ることは欠かせないものです。パソコン、ゲームが楽しいからといって、夜遅くまで起きて、寝不足にならないよう注意しましょう。

  もう一つ困った眠りとは、自分自身の可能性に気付かないで、毎日何もしないでぶらぶら生活し、表面的な生き方を続けることです。

  「目覚めよ」とは、目に見える、消えてゆくものではなく、目に見えない本当に確かなもの、決して消えないものに心を向けてくださいということです。

  今、私たちが生きている現実をどう見ているか、その中で何を真実なもの、何を本当に信頼すべきものだと思っているか、問いかけです。

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