4ケ月にわたり8つの班に分かれて絵画の探究活動を行い、集大成として大塚国際美術館に訪問しました。美術館に入ってすぐにあるシスティーナ礼拝堂に圧倒され、首が痛くなるのではないかと思うほど生徒達は見入っていました。事前にミケランジェロを始めとした画家たちの人生や苦悩、歴史的背景を調べ、聖書にも触れたことで、より深く絵画を味わうことができたようです。
新しい発見の連続だったガイドの方による分かりやすい解説後、生徒たちは班に分かれて自分達が探究した絵画の前で集合写真を撮り、その後は自由に見て廻りました。 画家達の作品に込められたメッセージを想像しながら絵を楽しんだようです。4ヶ月間とことん1枚の絵を深く追求したこともあり、実寸大の絵画に出会えた時は達成感でいっぱいで、どの作品よりも自分達が調べた絵に一番愛着がわいたとか。今回の探究活動で、以前と比べて絵に興味を持つようになった生徒が多く、また画家の人生に生きるヒントを得た生徒もいました。この4ヶ月間の学びの点と点が繋がり、より広い視野を持ち、より深く知りたいという気持ちが芽生える良い機会になったと思います。