11月30日(火)5・6限目に3年生現代社会の授業において、税理士・行政書士の山添謙三先生をお招きし、「租税教室」を実施しました。日本の税の現状や、身近な税の使い道、税の必要性、納税の義務などを映像や時事問題を通して教えて頂きました。選挙権を持った今、社会に目を向けることの大切さや、ニュースを見る視点についても考える時間となりました。
生徒の感想
◆税金は何のために使われているのかと問われた時、そんなこと今まで意識してこなかったので、本当に身近なことに使われているんだなと自分は多くはないけど払っている税金について少し興味を持ちました。少子高齢社会とよく言いますが、その影響について、この授業を受けるまで考えていませんでしたが、医療費負担の金額が増えて、その分国の借金が膨らんでいくという話は、高齢社会は過疎化だけじゃなくて、国の財源にも大きく関わってくる問題なんだなと思いました。外国には、とても高い税率のところがあって、社会保障を充実させているということを前に聞いたことがあったので、日本みたいな高齢化の進んでいる国でも取り入れていくべきなのかなと考えるきっかけになりました。
◆日本と海外の税金を比較してみた時に、今までの自分としては8%でも高いと感じていましたが、世界的に見てもかなり低い方だと知り、国民からあまり税金をとらずにここまで充実した生活ができていることに驚きました。勿論成り立っているのは国が赤字をしてまで良くしようと努力している、それもあると思います。そうやって国民を第一に考える人がいる中で、政治資金の問題は印象的でした。自分達が納めている税金をしっかりと全ての人の為に活用してくれる人を選ぶ為にも選挙に行くことや政治について関心を持つ必要があると考えました。また、自分達がこうやって学校に行けるのも税を活用し国が負担をして下さっていると知ったので、これからもっと勉強に熱心に貪欲にならなければいけないと感じました。授業を終えて、身近にある税の使い道や勉強に対する姿勢を意識するようになったと思うので、これからもっと両方の知識を身に着けていきたいです。