5月1日(金)の今日は,初夏を思わせる陽気が感じられる1日となりました。今日は本校の創立記念日ということで,久しぶりに教職員が揃い創立者ルイ・ルラーブ神父様の想いに心を傾ける時間を取りました。
毎朝の職員朝礼の始まりに全員でお祈りをしていますが,休校になってからは「新型コロナウイルス感染症に苦しむ世界のための祈り」を唱え,病に苦しむ人や医療に従事される人,病者に寄り添う人のためにお祈りを捧げています。
午後,ルラーブ神父様のお墓参りに行きました。カトリック丹後教会のジラール神父様に同行いただき,厳粛な雰囲気な中,墓参の祈りを唱えました。献花には本校のビニールハウスで育てた麦を供え,創立者の想いを受け継ぐ決意を新たにしました。また,学校に戻り,創立記念日に生徒達と共に見るはずだったスライドを見ながら,ルラーブ神父様の生涯と暁星高校の創立までを振り返りました。
私立学校には創立者の熱い想いが込められており,私たち教職員は113年間守られてきた「一人ひとりと向かい合う教育」をこれからも当時と変わらず熱い想いで引き継いでいきます。
生徒たちが登校できず,先が見えない不安な日々が続いていますが,今日一日は心を落ち着かせ,初心に立ち返る時間となりました。