今日はあいにくの天気となりましたが、新入生はマリーンピアで、オリエンテーション初日を無事終えることができました。オリエンテーションの目的は、①暁星高校に来た目的を明確にする、②仲間と出会う、③繋がって生きるトレーニングの3つです。初日は、校長先生の話からスタートしました。「みんなは、自分が、どんな花、あるいは実がなるかは分からない『種』だと思ってください。種が発芽するには、水をやり、肥料をやり、雑草を抜かないといけません。何もしないでいるということは、机の中の種と同じこと。好きなことは進んでするが、特に苦手なことや嫌なこともやってみましょう。自分から動いてやってみたら、必ず何かが生まれ、見えてくるものがあり、成長します。頂いた命は、世界に一つだけのあなた。人と比較して自分はダメだと思ってしまう人が多いけれど、みんな一人一人違うのだから、比較はできません。必ず自分の良さはあります。そのことに気付いていないだけ。平等に与えられた時間をどう使うか。良い習慣を早い段階で身につけ、自分の使命を生きて下さい。」とお話し頂きました。その後、高校生活を共に歩む仲間と出会い自己紹介の時間を持ちました。一人一人が神様に「良し」とされた大切な存在で、その良さは人との交わりの中でさらに磨かれていきます。生徒達はほとんどが初対面の仲間でしたが、自分の心の窓を開き、全員と出会うことで、帰る頃には緊張と不安も随分和らぎ、打ち解けていました。数学の学習オリエンテーションも、数学の魅力と楽しさを改めて知り、学習意欲が増した生徒も多かったようです。
