4月9日の入学式から2日後の11日から13日までマリンピアにてオリエンテーション合宿が行われました。
皆様のお祈り、お支えにより、天気にも恵まれ、1年生62名全員が無事に参加することが出来ました。
4月11日(金)
①入所式
②校長先生のお話
③玉手幸子先生のお話
④教務部・生徒指導部より
⑤学習オリエンテーション(国語)
4月12日(土)
①カッター・陶芸体験、スケッチ
②輪になって自己紹介
③学習オリエンテーション(数学)
4月13日(日)
①学習オリエンテーション(英語)
②年間行事紹介
③ホームルーム
オリ合宿 一日目は校長先生から
『Orientationは“方向付け”という意味です。これからの三年間自分自身はどこへ向かうのかを方向づけのための合宿です。そのために心をこめて話を聴き、メモをするなどして人の話を聞き流さないようにしましょう。
「求めなさい・探しなさい・叩きなさい」 「Life is a gift , Time is a gift」
自分から求める姿勢を大切に歩んでいくこと。色々な出逢い(体験)で人生は変わってきます。自信がないからやらないのではなく、自信は後からついてくるものです。苦手なことにチャレンジする三年間であって欲しい。そして同姓同名でも「私」という同じ人物がいません。いただいた命、時間を大切にしてください。「心を形に、言葉を行動に」思いやりの心を行動で形にしていきましょう。』 と話されました。
宗教科の先生から『「囚われからの解放」”囚”という字は、自分が傷つかないように、自分で枠をつくり、自分を守ろうとしている。でも、枠がある限り人の本当の部分と触れ合えない、自分も決めつけない、人を決めつけない、自分はありのままで良い。そして「人間は教育を受けてはじめて人間になる」本能的に生きるのではなく、教えられて生きるもの。宗教はひとりひとりの成長を待っています。』と話され、続いて教務、生徒指導の説明を聞きました。二日目は陶芸やカッター体験、スケッチ、自己紹介等を通して仲間と出会いました。さまざまな体験を通して硬かった表情も和らぎ、合宿後の学校生活は良い形でスタートが切れたようです。
校長先生のお話 玉手 幸子先生のお話
カッター体験 陶芸体験
生徒の感想を一部ご紹介します
<一日目を終えて>
今日先生方の話を聞いて、今一度自分が暁星に来たのは何故か、目的は何かと考えました。ですが答えはまだ曖昧にしか浮かびませんでした。でも、一つだけハッキリしたのは、私は無意識に助けを求めていたということです。自分が嫌で悩み、周りに相談できなくて黒く染まる日々でした。まさに「囚われ」の状態です。そんな時暁星と出会い、実際に来てみて「あ、ここなら」と少し心が晴れたように感じます。
校長先生の「自分は一人しかいない」宗教科の先生の「囚われからの解放」教務の先生の「自分を自分で磨く」生徒指導の先生の「今の自分でやってみる」この言葉は鳥肌が立ちました。私はきっとこの言葉を聞きたかったんだと思います。そしてここ暁星に来てから、早くも私は自分が変わったと感じています。他の学校にはないものがここにはあって、私は幸運なことに巡り会えた。本当にすごいことだと今日改めて思いました。(2組 女子)
<二日目を終えて>
カッター訓練では、初めて沢山の人と船に乗りました。最初は全然進みませんでしたが、慣れてくるとすごく早く走れるようになりました。競争もしました。負けたけど、終わった後は気持ち良かったです。陶芸では世界で一つしかない僕のカップがつくれたので嬉しかったです。自己紹介の輪では、最初はすごく緊張していましたが、少し経つと、ちょっとずつですが話せるようになりました。最後の方は笑いながら話しをしたり、聞けたりと、しっかり心を込めて言葉を受け取ることができました。(3組 男子)
<合宿を終えて>
この3日間で、中学校とは大きく変わった暁星高校での生活についてたくさん知ることが出来ました。暁星の決まりや家庭学習の時間がどれだけ大切になってくるかを聞いて、高校生になったんだなと改めて実感した日でした。先生方からの話を聞いて、すごく生徒のことを考えてくれているんだなと思う時もあったし、先生方の期待に応えられるように3年間頑張っていきたいなと強く思いました。
私は、自分をレベルアップしたいから暁星高校に入学しました。全ての行動が自己責任になり、勉強もどんどん難しくなっていくと思うけど、自分に負けないように頑張っていきたいです。高校生活での出会い、体験を大切にしていろんなことに挑戦し、とても充実した3年間を送れるように、日々頑張ります。 (1組 女子)
授業風景① 授業風景②
輪になって自己紹介 海を眺めながら優雅にお絵描き