1年生オリエンテーション合宿 報告

4月9日の入学式から4日後の13日~15日までマリンピアにてオリエンテーション合宿が行われました。
皆様のお支え、お祈りにより、天気にも恵まれ、1年生69名全員が無事に参加することが出来ました。

オリ合宿内では1日目、校長先生から
『入学式の式辞は残っていますか?(残っていない)みなさんは朝起きて最初に発した言葉はなんですか?「おはようございます。」「いただきます。」「ご馳走様」「こんにちは。」、人間は言葉を使って生きています。言葉で自分を造り、人と繋がっています。まず"あいさつ"から始めましょう。
【聞く・聴く・訊く・効く】
【hear → listen to → ask → power】
言葉に耳を傾けましょう。人も自分も成長できる言葉を使いましょう。
始業式に「心を形に 言葉を行動に」と2、3年生に伝えました。まず自分の姿を整えることから始めることを勧めます。服装、髪型、姿勢をきちんと整える。優しい心、気遣う心、思いやる心を形で表す。みんなが書いた入学前の作文には、ボランティアや検定への意欲が満ちていました。それを行動に移しましょう。』
と話されました。また宗教科の玉手幸子先生から『暁星高校は人間となる修業の場。修業とは自分を磨くための努力。宗教はみんなの成長を待っています。』と話され、続いて教務、生徒指導の説明を聞きました。2日目は陶芸やカッター体験、自己紹介などを通してこれから一緒に歩んでいく仲間と出会いました。今週から本格的に始まる学校生活。大きな成長へのスタートになるよう期待されます。

~ 幸子先生のお話し ~ ~ 校長先生のお話し ~
   
~ カッター体験 ~ ~ 陶芸体験 ~

≪生徒の感想から≫

暁星高校に入り、人生で初めて耳にした聖書の言葉。校長先生のお話しを聞き、少しずつ理解できてきました。"求めなさい、探しなさい、たたきなさい"という言葉は、とても耳に残っています。自分から先生方にしっかり求め、その答えを理解し、自分のためになるようにしていきたいです。そして、自分の良いところを探して自信を持てるようにしたいです。嘘の言葉を言っている自分や、何かの時にふと汚い言葉を言っている自分がいる時があります。そのような言葉は、自分も相手も傷つけてしまい、何も良い事がないので、しっかりと考えて言葉を使うことは改めて大切だと思いました。

 

宗教科の先生が話されていた囲いを外すということは、今の自分に必要だと思いました。まだ入学してあまりたっていないし、このオリ合宿中に少しでもその囲いを外すことが出来るといいなと思いました。暁星に入って、学ぶ、三年契約、契約=責任って、中学校の時よりプレッシャーで不安だけど、自分を自分で磨いて三年間で卒業できるように頑張りたいと思います。学習・出席・成績の3つは卒業の3条件と言われたので、自分から学習して自分の力で成績を上げて、休まないようにしていきたいと思いました。

 

気付かされることが沢山ありました。日々の挨拶等は、自分にとっても、人にとっても大切なことであること。言葉は繰り返し使わないと身に付かないこと。当たり前のようで、当たり前でないことで改めて言葉の大切さを実感しました。次に人間関係のことです。玉手先生の「人は傷つくのを恐れ、自分の周りに囲いを作っている。」、「囚われている」という話を聞き、本当にその通りだなと思いました。私もいつの間にか囲いをつくり、人に触れないようにしていたかもしれないと、改めて気付きましたし、「囲いを外すことで人になる」という言葉になるほどなと思ったし、そういった努力をしていかなくてはいけないと考えました。

~ 学習風景 ~ ~ 学習風景 ~
   
~ 輪になって自己紹介 ~ ~ ”ギョウセイ” 見えますか ~

 

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