校長講話 抄録

 おはようございます。

 第一次の中間考査が終わりましたが、どうでしたか?そして、土日の休日はどのように過ごしましたか?一年の流れを見ると、多くの人たちにとって、土日は休み。月によっては祝日があり、5月にはゴールデンウィーク、今年はシルバーウィークも登場。そして夏休みなどの長期休みもあり、休日が多いなと感じています。月曜日の朝の体調はどうですか?生活リズムを整えるのが大変です。

 私たちは日ごろ、時間の価値についてあまり考えません。しかし時計の秒針を見るとかなりのスピードでどんどん時を刻んでいます。つまり、私たちの生涯を刻んでいるのです。時は止まらないということを忘れないでいたいと思います。勉強の時間なら勉強に打ち込む。クラブの時はクラブに夢中になる。趣味の時間もいいでしょう。時には身体を休めることも大切ですが、何もしないでぼんやりと怠惰の内に時間を過ごすことのないようにしましょう。「流れない水は腐る」という言葉があります。怠惰、すなわち怠けることは人の心を濁らせてしまうのです。そして少しずつ腐ってくるのです。自分自身の生活を見直してみましょう。

 さて、中間考査が終わってカトリックミッションスクールとして最も大切な行事、学校クリスマスに向けて、本格的に取り組みが始まります。ウォーカソン係はすでに22日のウォーカソンに向けて活動してくれています。例年の通り、5つの係に分かれての活動ですが、形さえできればいいというものではありません。プロセスが大切なのです。作業や練習にどのような気持ちで向かっているかが大切なのです。まず、祈りから始めましょう。「アシジの聖フランシスコの平和を求める祈り」を。また、「世界の平和を求める祈り」「平和奉仕者のための祈り」もあります。そして自分の時間、労力(体力)、能力(タレント)、そして心を周りの人、他人のために差し出す歩みになりますように。22日はウォーカソンです。フィリピンの人々のために、特に子どもたちのために、また、東北復興支援のために、私たちは今年も歩きます。一人でも多くの人々に知っていただくために、一人でも多くの方にスポンサーになっていただけるように、趣意書を手渡しながら「自分の力で」となり近所・知り合いに伝えていきましょう。今週一週間、努力してみてください。

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