死者のためのミサ

11月に入り、今年も残すところ2カ月となりました。

朝夕の冷え込みは日ごとに増してまいります。どうぞご自愛ください。

本校では、11月2日に「死者のためのミサ」を行いました。

カトリック教会では、毎年11月を「死者の月」そして、11月2日を「死者の日」と定めています。

共同祈願の内容

1年生代表生徒より、自然災害等により命を落とされた方々へのお祈り

「熊本地震や千葉の豪雨災害、ネパールでの大規模土砂災害など、今年、世界各地で起きた自然災害によって、尊い命を奪われた方々のために祈ります。

人間の限りない消費によって、地球環境は深刻な状態に直面しています。私たちが自然との共生を忘れ、その負荷を地球に、そして弱い立場にある人々に、押し付けたことを反省し、命を大切にする生き方へと改めることができますように。

また、自然災害によって亡くなられた方々が、神様のもとで、永遠の安らぎに迎えられ、残されたご家族や、被災された方々に慰めと希望が与えられますように」

2年生代表生徒より、戦争等により命を落とされた方々へのお祈り

「あらゆる紛争やテロの暴力によって命を落とされた方々と、その犠牲に苦しむ人々のために祈ります。また、目に見えない悪意で人と人を遠ざけ、社会に深刻な分断を生み出すサイバー攻撃に怯える人々のために祈ります。

理不尽によって命を奪われた方々に神様の慰めがありますように。私たちはこれから修学旅行を通して平和について考えていきますが、まずは、今この瞬間も苦しんでいる人々のために、心を合わせて祈ります。そしてこれから始まる、事前学習と修学旅行が、私たち一人ひとりにとって、平和と命の尊さを考える大切なきっかけとなりますように」

3年生代表生徒より、困難に悩む人々へのお祈り

「貧困や病、様々な事情によって苦しむ人々のために祈ります。

社会の中で孤独を抱え、誰からも助けを得られず傷ついている人々へどうか、心から安心して過ごせる居場所と、温かく支えてくれる人々との出会いがありますように。

そして私たちもまた、その苦しみから目を背けることなく常に思いやりの心をもち、より添い行動していく事ができますように」

神父様より

「いずれ訪れる死について考えることは、生について考えることでもあります。

本校の創設者、ルイ・ルラーブ神父様をはじめ、シスターや教員、同窓生やそのご家族、多くの人たちの支えと力によって我々は119年の歴史を重ねることができていることを忘れてはいけません。

死とは決して生涯の終わりではありません。肉体は滅びても1人ひとりの歴史と魂は残り続けます。

その歴史と魂の支えがあり私たちは生かされています。私たちは今日も生について考えていく必要があります。」

亡くなった方々の魂が神様のもとで永遠の安らぎを得られるようお祈りするとともに、折り鶴を奉納いたしました。

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